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御堂筋タイムズ magazine

ITコンサルティング

2022年度IT導入補助金の最新情報についてお知らせいたします。

DX推進の助け舟

2022年3月31日【IT導入補助金2022】の公募要領が公表され、交付申請の受付が開始されました。最大のポイントは昨年までの補助金にはなかった、消費税のインボイス制度導入を見据えたPC、タブレット等のハードウェア購入費も補助対象経費に該当することになりました。

1.2022 IT導入補助金とは

 中小企業者等がITツール導入する場合に活用できる補助金になります。これまでの通常枠に加え、今回はデジタル化基盤導入枠というものが設けられました。今までの新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、生産性向上に取り組む中小企業の支援する目的に加え、消費税のインボイス制度を見据えた企業間取引のデジタル化を推進するために、デジタル化基盤導入枠が設けられました。

2.IT導入補助金の概要

通常枠とデジタル化基盤導入類型の概要は下記の表になります。

■ポイント
・通常枠とデジタル化基盤導入枠のダブル申請が可能
・デジタル化基盤導入枠については賃上げ目標がない
・デジタル化基盤導入枠の補助対象経費についてはクラウド利用料が2年分対象となり、ハードウェア購入費も追加
・生産性向上要件は通常枠のみでデジタル化基盤導入枠では要件から除外
・通常枠は過去採択があった場合の減点がない

3.申請スケジュール

■通常枠(A・B類型)
・1次締切/5月16日(月)17:00(予定)
・2次締切/6月16日(木)17:00(予定)
 
■デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
・1次締切/4月20日(水)17:00(予定)
・2次締切/5月16日(月)17:00(予定)
・3次締切/5月30日(月)17:00(予定)
・4次締切/6月13日(月)17:00(予定)

4.交付申請フロー

 

5.事業実施効果報告について

 補助金交付後効果報告が必要になりますが、通常枠とデジタル化基盤導入枠とで内容が異なります。通常枠は生産性向上要件がありますので、その数値目標に関する情報※が必要となる一方、デジタル化基盤導入枠については、生産性要件がないため、継続的に利用していることを証する書類等の報告が必要になります。デジタル化基盤導入枠については効果報告というよりは、使用状況の報告ということでかなり簡素化されております。
※生産性向上に係る数値目標に関する情報(売上、原価、従業員数及び就業時間等)及び給与支給総額・事業場内最低賃金等

6.各種お問い合わせ

【本事業ホームページ】 サービス等生産性向上IT導入支援事業事務局ポータルサイト
 
【お問い合わせ先】 サービス等生産性向上IT導入支援事業 コールセンター
 お問合せ時間▶︎9:30~17:30/月曜~金曜(土・日・祝日除く)
 TEL▶︎0570-666-424  
 IP電話等からのお問い合わせ先▶︎042-303-9749

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