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御堂筋タイムズ magazine

人材育成

「自彊不息(じきょうやまず)」をなす組織づくり

第4回ホワイト企業アワード受賞

日本次世代企業普及機構が主催する
『第4回ホワイト企業アワード』において、
1,000社を超える応募の中から「人材育成部門」にて、受賞いたしました。

ホワイト企業アワードとは

日本次世代企業普及機構が、
“次世代に残すべき素晴らしい企業=ホワイト企業” を発見し、日本中、世界中に認知されるべく開催しているアワードです。
 
第4回となる今年は1,091社が応募し、
「理念共有」「生産性向上」「チームホワイト企業」
「ダイバーシティ&インクルージョン」
「ワーク・ライフバランス」「柔軟な働き方」
「健康経営」「人材育成」「働きがい」の
9部門で25社が受賞しました。

※ホワイト企業とは…お客様からの信頼、従業員満足、適正な利益・成長のバランスがとれ、
 アイディアに溢れ競争力があり人々から愛される“強い組織”。
 そして何より、「家族に入社を 薦めたくなるような企業」と定義されています。

今回“人材育成部門”で受賞に至った弊社の取組み内容

「15%ルール」とは 
「中小企業は試合ばかりで練習をしていない」という問題意識から生まれたこのルール。
 就業時間の15%を教育に充てるというものです。
 今回は、弊社の人材育成の取組みを一部、ご紹介します。

就業時間の15%が教育/トレーニング

このルール、新人だけでなく、マネージャークラスになってもなんです。
「自彊不息」が私たちのポリシー。いくつになっても、「一生勉強」!

※SAトレーニングとは…SAは弊社のスローガン「Solution&Accompany」の略。
 税務&経営サポートに必要な知識・スキル・姿勢を身に着けることを目的として開催され、メンバー全員が参加する。
 講師は役員およびシニア層のマネージャーで、コンテンツは税務・経営サポートスキル向上のための学習と価値観教育から構成される。

月に1回、全員参加の終日研修“SAトレーニング”を実施

 御堂筋税理士法人の理念を実現するために必要な経営サポートの知識・スキル・意識・姿勢・態度などを身に着けることを目的としているこのSAトレーニング。価値観教育と経営サポートスキルの2つの柱を中心に、研修内容は毎月変わります。会計知識や経営知識だけでなく、クライアントとの良質なコミュニケーションには欠かせないコーチングスキルやファシリテーションスキル、各種文章作成から人間教育にいたるまで、毎月SAトレーニングの担当チームがその時々に合わせた最適なトピックを選定して研修のスケジュールを組んでいきます。

全員参加型の経営会議を新人がファシリテーション!?「コックピット会議」

 私たちは経営指標となる全ての数字を「経営計画」と「実績」というかたちで社員にオープンにしています。そして実行管理の見える化を徹底することで現在の課題と対策から、将来のビジョンまで事務所全体で共有できる仕組みを作っています。そして、これを実践するための要の場をこの月1回の「コックピット会議」と位置付けて取り組み続けています。
 仕事上、クライアントの経営会議にファシリテーターとして出席することも多い私たち。自社の経営会議であるコックピット会議のファシリテーションは、絶好の練習場なのです!

本!本!本!

 とにかく読書の習慣が根付いています。オフィスの本棚にも多種多様なトピックスで、古典の良書から最新のビジネス書まで豊富に揃います。「知識分野を順次拡げ、常にアウトプットに勝る情報のインプットを続け、情報発信能力を身に着ける」は私たちが共有する自己啓発のための目標。
 読んだ本の内容についても、メンバーに共有する場が用意されているので、インプットした情報をすぐにアウトプットし、自分のものにしていきます。

主催者からのコメント

 専門職かつ属人的である士業の業界の慣習から脱却し、教育を最重要視する取り組みを実施しています。さらに、教育の内容を従業員の主体性に任せるだけでなく、就業時間の15%は教育の時間にするという全社的な取り組みを実施していることを評価させていただきました。
 実務時間と社員教育のバランスに悩み、なかなか「育てる」という行為に踏み切れない中小企業の見本となる施策であると考えます。

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