INTERVIEW 05

多様なスペシャリストとともに、
M&Aの先まで伴走したい。

2021年入社(中途)
関西学院大学 経済学部卒
青山 佳敬
Yoshitaka Aoyama

青山 佳敬

PROFILE

大学卒業後、大手地方銀行に入行し、法人向けファイナンス業務を担当。その後、監査法人系M&Aアドバイザリーファームに出向し、30件以上の事業会社の後継者問題解決・企業価値向上に貢献。2021年、御堂筋税理士法人に入社し、M&Aチームを率いる。

これまでのキャリア
1〜5年目
大手地方銀行へ入行後、法人向けファイナンス業務に従事。
6〜10年目
監査法人系アドバイザリーファームへ出向し、M&Aの基礎を学ぶ。以後、国内ミドルマーケット案件を中心に責任者として多数関与。
11年目〜
御堂筋税理士法人へ入社。M&Aアドバイザリーサービスを担う。
青山 佳敬

融資相談だけでは解決できない。

以前は大手地方銀行の法人営業部に所属し、融資を担当していました。ただ、4年ほど経ち、経営の仕組みを理解する中で「会社の根本課題を解決できていないのでは…」という懸念が膨らんできました。企業戦略は5年後、10年後の長期を見据えるもの。もっと次元の違う経営計画の立案が必要です。融資の相談に乗るだけの係では役不足を痛感するようになりました。ジレンマが募っていた入社5年目、銀行内に事業承継のニーズが増えていたこともあり、ついに銀行内でM&A専属アドバイザリーチームが立ち上がることに。その立ち上げメンバー3名のうちの1人として、私に声がかかりました。銀行員として事業承継や企業戦略のお手伝いなどを通して、一歩踏み込んだことができるようになり、充実感も増していきました。

今、日本では団塊世代の社長が引退するタイミングに差しかかっています。しかし、会社というのは社長が「ワシやめるわ」で終わる簡単なものではありません。そんな背景もあり、ここ数年、事業承継戦略の手法のひとつとしてM&Aが認知されるようになりました。

一方、買収については企業の中期経営計画・戦略を理解していないとお手伝いができないので、M&Aアドバイザーとして、そもそもニーズをアドバイザーとしてキャッチできているかどうかという課題があります。M&Aはひとつの案件に丸1年かかるのは当たり前。長いところは10年もお付き合いしました。案件が終わった時には、「もう、全ての力を使い果たした」というくらい必死で取り組んでいますよ(笑)。

青山 佳敬

M&Aのその先を、そばで見たい。

税理士法人への転職を後押ししたのは、銀行時代、最後に手がけたM&Aでした。それはあるA社の売却案件。A社の社長は後継者のいない65歳の方でした。話を聞いていく中で「この1年で買い手さんが見つからんかったら、会社閉めるわ」と、おっしゃったのです。急いで探した買い手候補がB社でした。本業に対して将来的な危機感を持たれており、ちょうど畑の異なるマーケットであるA社が一体となれば、事業への相乗効果が見込まれました。買収は互いに満足できる条件で折り合い、M&A後は当初の読みよりはるかにマーケットの引き合いが強く、B社は売り上げを1.5~2倍に伸ばし、工場を新設する話まで持ち上がるほどでした。それは、まさにアドバイザー冥利に尽きるマッチングでした。その時、喜んでくださった両方の社長たちから「また、会いたい」と連絡をいただきました。M&Aが終わるたびに、力を使い切っていた私ですが、その時は違いました。「統合後の会社の将来を会社のもっと近くで、もっと先まで見たい」という気持ちが強くなったのはそれからです。融資をして終わり、M&Aをして終わりではなく、はるか遠くまで一緒に走ってみたくなったのです。

青山 佳敬

税務×人事×IT×コンサルのパワーをひとつに。

実は、御堂筋税理士法人とは銀行勤務時代から仕事で付き合いがありました。銀行員として社長に資本周りの話をしていたときのことです。社長は二言目には「まずは顧問に相談せんと…」「それは先生に聞いてくれるか」とおっしゃっていました。書類を真剣に見つめる顧問の先生の顔つきを見ると、本当にこの会社を「自分の会社」のように考えていることが見て取れました。そして、社長にとって一番身近な「顧問先の先生(税理士やコンサルタント)」たちの並走を間近にしてきたある日、御堂筋税理士法人から「M&A専属部隊立ち上げのメンバーとして、協力してもらえないか」と誘われたのです。

2021年に御堂筋税理士法人へ入社し、制度構築が始まりました。自分が顧問と呼ばれる立場となり、私自身の目線も変わりました。極論として「この案件は本当にM&Aでいいのか」「それ以外の選択肢はないのか」なども提示できるようになったのです。例えば、中期戦略で新しい事業を見据え、買収を考えていても、自前で事業部を設立する選択肢だってあります。税務だけでなく、人事領域やITチーム、経営コンサルなどさまざまなスペシャリストが在籍する御堂筋税理士法人だからこそ、複数領域との親和性が高く、より売却前後の経営を見据えた提案ができるようになりました。ちなみに、御堂筋税理士法人には「ええやん」という理念に基づき、互いに「いいね」と言って背中を押しあうチャレンジ風土があります。これから入ってくる人も含めた多様性のあるチームで、関西を代表するM&Aアドバイザリーファームになれると信じています。

青山 佳敬

[Publisher] GoodStoryの記事を再編集して掲載
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